
どうもみなさんこんにちは!
たいきです!
今回のクエスチョンは。。。
「間違う」「間違い」「間違え」って何が違うの~?
日本語って、似ている言葉が多いですよね。
しかも、どれも「まちがう」に関係しているから、ちょっとややこしい。。。
今回はそんな「間違う」「間違い」「間違え」の違いを整理していきます!
この記事を読むと:
- 「間違う」「間違い」「間違え」の違いがスッキリわかる
- 「間違いやすい」と「間違えやすい」のニュアンスの違いも理解できる
- 「言い間違い」と「言い間違え」の違いも理解できる!
それでは、いってみよう!
それぞれの意味を確認しよう
まずは、それぞれの3つの単語の意味を確認していきましょう。
1.間違う
まずは、「間違う」です。
この単語は、動詞です。
意味はシンプル!。
- 計算を間違う
- 道を間違う
- 名前を間違う
など、「正しくないことをしてしまう」「誤る」という動作そのものを表します。
つまり、行為を指す言葉ですね。
2.間違い
次は、「間違い」です。
この単語は、名詞です。
意味は「誤り」や「エラー」のこと。
- 間違いが一つある
- 大きな間違いをした
- 間違い探しゲーム
など、結果として生じたものを表します。
つまり、「出来上がった誤り」や「間違った部分」を指して使います。
3.間違え
最後に、「間違え」です。
ここがちょっと厄介です。
「間違え」は、動詞「間違える」の連用形(名詞っぽく使える形)です。
- 計算の間違えを直す
- ひらがなの書き間違え
実は「間違い」と「間違え」はかなり近い意味で、両方とも「誤り」を表せます。
ただし!ニュアンスには少し差があります。
間違い → 結果としての誤り(完成形)
間違え → 行為の過程での誤り(途中や動作感がある)
例文で区別するとこんな感じです。
- 「テストに間違いがある」=答案に誤った答えが残っている
- 「テストの書き間違えがある」=書くときに誤った行為をした
微妙な違いですが、実はこのような使い分けがあるんです!
よくある表現の使い分け
ここからは、よくある表現の使い分けを見ていきたいと思います。
「間違いやすい」?「間違えやすい」?
「間違いやすい」と「間違えやすい」は、どちらも文法上正しい表現です。
その使い分けを見ていきましょう。
- 間違いやすい
→ 主語は「物や状況」
→ その問題や漢字が「人に間違わせやすい」ことを意味します。
例:この問題は間違いやすい。(=まぎらわしい問題だ)
- 間違えやすい
→ 主語は「人の行為」
→ 人が間違えることが起こりやすい。
例:私は計算を間違えやすい。(=よくミスしてしまうタイプだ)
ただ、明確な線引きがあるわけではなく、どちらを使っても問題ないとされています。
「言い間違い」?「言い間違え」?
「言い間違い」と「言い間違え」もどちらも正しい表現です。
そんな中で、以下のような違いがあります。
・言い間違い
この表現は、名詞(「間違い」)を用いた表現です。
行為の結果や、その内容そのものを表します。
「~という言い間違いをした」「言い間違いが多い」など、出来事・現象としてのミスを指すんです!
例:
- スピーチで大きな言い間違いをしてしまった。
- 子どものかわいい言い間違いをメモしておく。
・言い間違え
この表現は、動詞(間違える)の連用形を用いた表現です。
実際の「行為・動作」としてのミスを表します。
「~を言い間違えた」「よく言い間違える」など、行為そのものに焦点を当てます。
例:
- 名前を言い間違えて、相手に失礼だった。
- 私はよく似た単語を言い間違える。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 間違う:動作そのもの
- 間違い:結果としての誤り
- 間違え:動作の中での誤り(「行為寄り」)
似たような表現を学んでみると、いろいろな発見がありますね!
これからも楽しく学んでいきましょう!
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それでは、次のクエスチョンでお会いしましょう!
さようなら~
たいき